麻雀のローカル役一覧

ローカル役・ローカル役満27種の条件と一般的な扱い。採用の有無と点数は、ルールごとに違います。

ローカル役とは

ローカル役は、日本の標準的なルールでは採用されていないが、地域・雀荘・オンライン麻雀などで採用されることのある役です。中国麻雀に由来するもの、日本で考案されて広まったもの、台湾やアメリカの麻雀から入ってきたものがあります。

どの役が使えるか、何翻(何点)になるかはルールごとに決まっていて、全国共通の正解はありません。このページの「一般的な扱い」は、資料に書かれている代表的な扱いです。遊ぶ前にその場のルールを確認してください。標準的な「役満」は役満一覧、ルール全般の違いは派生ルール・ローカルルール辞典をどうぞ。

ローカル役満・満貫クラスの役

ローカル役満をはじめ、役満・満貫の点数がつく役です。表は横にスクロールできます。

役名読み一般的な扱い条件・補足
人和レンホウ役満/倍満/跳満/満貫(取り決めによる)子が、自分の最初のツモの前に、他家の捨て牌でロンアガリすると成立する。鳴きが入ると成立しない。多くのプロ団体は採用しておらず、連盟公式・Mリーグ(連盟の表の参考列)も「なし」。採用していない場で人和のつもりでロンすると、役なしのチョンボになることがある。
大車輪ダイシャリン役満が多い(倍満・跳満とする場もある)筒子の2〜8を2枚ずつで作る門前の手(22 33 44 55 66 77 88 筒)。かつては筒子の1〜7とする定義もあった。同じ形を萬子で作るもの(大数隣)など、色違いを別の名前にするルールもある。
四連刻スーレンコウ役満同じ色の連続した数字の刻子(槓子)を4組作る。中国麻雀では「一色四節高」の名で正式な役。
一色四順イーソーヨンシュン役満同じ色・同じ数字の順子を4組作る(同じ牌を4枚ずつ)。一色三順の上位役。中国麻雀では「一色四同順」の名で正式な役。
十三不塔シーサンプーター役満(満貫扱いのルールもある)親は配牌、子は鳴きのない最初のツモの時点で、順子・刻子・搭子がひとつもなく、雀頭(対子)がひとつだけある状態。定義の揺れが大きく、現在ほとんど採用されない。
八連荘パーレンチャン役満同じ人が8回連続でアガると成立する。「流局の連荘は数えない」「親として8回連続」など定義に揺れがある。滅多に成立せず、名前だけが有名な役。
紅孔雀ベニクジャク役満索子の1・5・7・9と「中」だけで作る。緑一色で使わない索子と中を使うので、緑一色の対になる役。
紅一点コウイッテン役満緑一色の「發」を「中」に置き換えた形。鳴きを認めるかなど、ルールがさまざま。
大七星ダイチーシンダブル役満とする場合がある字牌7種(東南西北白發中)をすべて使った七対子(字一色の七対子形)。七福星・字牌七対子とも呼ばれる。
頭槓和トウカンホウ役満第1巡目にカンをして、嶺上開花でアガる。第1ツモ以前に鳴きが入ると成立しない。通常のルールでは嶺上開花とメンゼンツモの2翻にとどまる。
流し満貫ナガシマンガン満貫(倍満・三倍満とする場もある)自分の捨て牌がすべて1・9・字牌で、その牌が1枚も鳴かれないまま流局すると成立する。三人麻雀では役満とする場もある。連盟公式・Mリーグ(参考列)は「なし」。
二索槍槓リャンソウチャンカン満貫(古役)二索の加槓に対して槍槓でアガる。二索の絵柄を槍に見立てた古役。
金鶏独立キンケイドクリツ満貫(古役)一索の裸単騎(4面子すべてを鳴いて一索で待つ形)でアガる。金鶏和とも。

翻数のつくローカル役

役名読み一般的な扱い条件・補足
三連刻サンレンコウ2翻同じ色の連続した数字の刻子(槓子)を3組作る。三連ポンとも。フリー雀荘ではほとんど採用されず、オンライン麻雀で採用されることがある。
一色三順イーソーサンシュン冊子では門前2翻・鳴き1翻が一般的同じ色・同じ数字の順子を3組作る。一盃口が2組なのに対し、3組。門前で作ると三連刻と同じ牌姿になる。中国麻雀では「一色三同順」。
三色連刻サンショクレンコウ2翻萬子・筒子・索子で、連番の刻子(槓子)を1組ずつ作る(例: 6萬・7索・8筒)。中国麻雀の「三色三節高」にあたる。
客風三刻オタカゼサンコウ2翻または3翻役牌にならない風牌3種を刻子(槓子)にする。東場の東家や南場の南家など、限られた席でしか作れない。
三風刻サンプウコウ2翻風牌4種のうち3種を刻子(槓子)にする。関西の一部で採用されてきたローカル役。副露も可。
連開花レンカイホウ2翻カンを2回以上続けて行い、その嶺上牌でツモアガる。嶺上開花の上位役で、嶺上開花とは複合しない。連槓開花・槓々和とも。
清盃口チンペーコウ3〜4翻(満貫程度とする場合も)2種類の数牌で、同じ2組の順子をそれぞれ作る(例: 萬子123・567と索子123・567)。古役で、点数は諸説ある。
鏡同和キャンドンホウ2翻2種類の数牌で、同じ順子を作る(例: 筒子234・789と索子234・789)。門前役とするルールと、鳴いて1翻を認めるルールがある。
二同刻リャンドウコウ2翻(必ず対々和が付いて実質4翻)2種類の数牌で、同じ数字の刻子(槓子)を2組ずつ作る。喰い下がりはない。両同刻とも。
小タテショウタテ2翻萬子・筒子・索子の同じ数字で刻子を2つ作り、残る1種類を雀頭にする。主に北海道で採用されてきたといわれるローカル役。
単竜タンロン不明(資料に記載なし)三色通貫(花竜)を単騎待ちでアガる。三色通貫の上位役として扱い、三色通貫とは複合しない。門前役。
十二落抬シーアルラオタイ1翻ポン・チー・明カンで4面子すべてを鳴き、裸単騎でアガる(暗カンを含むと不成立)。中国麻雀の「全求人」にあたる古役。
オープン立直オープンリーチ2翻リーチをかけるときに手牌(または待ち牌に関わる部分)を公開する。通常のリーチに1翻足して2翻。宣言された待ち牌を他家が捨てざるを得ずロンされた場合は、役満払いとするルールがある。
頂三刻・跳牌刻・筋牌刻チョウサンコウ・チョウパイコウ・スジパイコウ採用されない古役同じ色で、1・5・9の刻子(頂三刻)、1つ飛びの刻子3組(跳牌刻)、筋になった刻子3組(筋牌刻)を作る。中国から伝わった古役で、現在はほとんど採用されない。

ここに載っていない役を採用している店もあります。出典に挙げた資料で、条件が確認できた代表的な役だけを載せています。

プロ団体・Mリーグではどう扱う?

日本プロ麻雀連盟の比較表では、流し満貫と人和はどちらも採用されていません(Mリーグの参考列も同じ)。ダブル役満につながる「役満どうしの複合」は採用されています。

役・ルール連盟 公式Mリーグ(連盟の表の参考列)
流し満貫なしなし
人和なしなし
役満どうしの複合(ダブル役満)あり(最高4倍役満)あり

他の団体(最高位戦・日本プロ麻雀協会など)のルールは、この表には含まれていません。

ローカル役を使う前に確認したい3つ

  1. その役があるか(特に人和・流し満貫は、使えない場で出すとチョンボになることがある)
  2. 何翻(何点)か(同じ名前でも、満貫・倍満・役満と店によって違う)
  3. ほかの役と複合するか(ダブル役満を認めるか、複合なしにするか)

ルールで雀荘を選びたいときは、麻雀マップで店ごとの条件を探せます。

出典