立直リーチ
1翻門前(鳴いていない状態)でテンパイしたら「リーチ」と宣言し、1000点を場に出すと成立します。宣言後は手牌を入れ替えられず、ツモった牌はアガリ牌以外すべてそのまま切ります(待ちが変わる暗カンもできません)。自分のアガリ牌を見逃すとフリテンになりロンできなくなる点にも注意。アガれば裏ドラをめくる権利も得られます。
麻雀でアガるには最低ひとつの「役」が必要です。翻数のグループごとに、成立条件をまとめました。まずは出現頻度の高い1翻役から覚えていきましょう。
簡単な条件が多く、出現頻度が高い役
門前(鳴いていない状態)でテンパイしたら「リーチ」と宣言し、1000点を場に出すと成立します。宣言後は手牌を入れ替えられず、ツモった牌はアガリ牌以外すべてそのまま切ります(待ちが変わる暗カンもできません)。自分のアガリ牌を見逃すとフリテンになりロンできなくなる点にも注意。アガれば裏ドラをめくる権利も得られます。
リーチ宣言のあと、次の自分のツモ番まで(一巡以内)にアガると付くボーナスの1翻です。途中で誰かがポン・チー・カンをすると消滅します。狙って作る役ではなく、リーチに付いてくる偶然役です。
一度も鳴かずに(門前のまま)、自分でアガリ牌をツモると成立します。ロンでは付きません。「メンゼンツモ」と呼ばれ、リーチ・平和などと気軽に複合する基本役です。

4つの面子がすべて順子、雀頭が役牌(三元牌・場風・自風)以外、そして待ちが両面のときに成立する門前限定の役です。図は「7萬・8萬」の両面待ちのテンパイ形で、6萬でも9萬でもアガれます。この待ちの広さこそが平和の強みです。

2〜8の数牌だけで手を完成させると成立します。1・9・字牌が1枚でも混ざると不成立。多くのルールでは鳴いても成立し(クイタン)、スピード重視の現代麻雀で最もよく使われる役のひとつです。

まったく同じ順子を2組作ると成立する門前限定の役です。図の「123筒・123筒」のように、同じ色・同じ並びの順子がふたつ必要です。鳴くと付きません。

三元牌「白」を3枚(刻子または槓子)集めると成立します。鳴いても1翻のまま。雀頭に使っただけでは役になりません。

三元牌「發」を3枚(刻子または槓子)集めると成立します。鳴いても1翻のまま。緑一色の必須パーツでもあります。

三元牌「中」を3枚(刻子または槓子)集めると成立します。鳴いても1翻のまま。

その場の風(東場なら「東」、南場なら「南」)と同じ字牌を3枚集めると成立します。図は東場での東の刻子の例です。

自分の席の風(東家=東、南家=南、西家=西、北家=北)と同じ字牌を3枚集めると成立します。東場の東家が東を3枚集めると、場風と重なって2翻になります(ダブ東)。
カンをしたときに補充する「嶺上牌」でツモアガると成立します。門前ならメンゼンツモとも複合します。
他家がポンした刻子にツモ牌を加えてカン(加カン)しようとした瞬間、その牌でロンすると成立します。このときカンは不成立となり、新しいドラは増えません。
その局の最後のツモ牌でツモアガると成立します。「海底(ハイテイ)」と呼ばれる、山の最後の1枚での偶然役です。
その局の最後の捨て牌でロンすると成立します。海底のロン版で、「河底(ホウテイ)」と呼ばれます。
条件の難易度は上がりますが、アガリ役の花形とも言える役
誰も鳴いていない純粋な一巡目に、配牌の時点でテンパイしていてリーチをかけると成立します。通常のリーチより1翻高い2翻です。

雀頭と4つの面子すべてに1・9・字牌のどれかを含めると成立します。123の順子は1を含むのでOK、456はNGという考え方です。門前で2翻、鳴くと1翻に下がります。

手牌のすべてを1・9・字牌だけで揃えると成立します。順子が作れないため、形は必ず対々和か七対子になり、それらと複合して実質4翻以上になります。喰い下がりはありません。
萬子・筒子・索子で同じ並びの順子(例:456萬・456筒・456索)を1組ずつ作ると成立します。門前で2翻、鳴くと1翻に下がります。

同じ色の数牌で123・456・789と1から9までを順子で繋げると成立します。門前で2翻、鳴くと1翻に下がります。図は萬子での一気通貫です。

4つの面子をすべて刻子(槓子含む)で揃えると成立します。鳴いても2翻のままで喰い下がりはなく、ポンを重ねて作りやすい実戦的な役です。

萬子・筒子・索子で同じ数字の刻子(例:3萬・3筒・3索を3枚ずつ)を作ると成立します。喰い下がりはありませんが、三色同順よりかなり難しい役です。

自分で揃えた暗刻(鳴いていない刻子)を3組作ると成立します。ポンした刻子や、ロンで完成させた刻子は暗刻に数えません(ツモで完成させた場合は暗刻になります)。喰い下がりはありません。

暗槓・明槓を問わず、カンを3回すると成立します。喰い下がりはありません。図のようにカンは4枚1組で数えます。

対子(同じ牌2枚)を7種類集めると成立する門前限定の役です。同じ牌4枚を対子2組と数えることはできません。待ちは必ず単騎になり、点数計算は25符固定という特殊ルールです。
条件を満たすことは難しいですが高得点が狙える役

雀頭と4つの面子すべてに1か9の数牌を含めると成立します。チャンタから字牌を抜いた上位役で、門前3翻、鳴くと2翻に下がります。

1種類の数牌と字牌だけで手を作ると成立します(例:萬子+字牌のみ)。門前3翻、鳴くと2翻。鳴いても打点が残るため、実戦で最も頼れる高打点役のひとつです。

一盃口(同じ順子2組)をふたつ作ると成立する門前限定の3翻役です。形のうえでは七対子にも見えますが、二盃口が優先され七対子とは複合しません。
お目にかかる事は余り無いですが知識として覚えておきたい役

白・發・中のうち2種類を刻子(槓子含む)、残り1種類を雀頭にすると成立します。役自体は2翻ですが、必ず三元牌の役2つが付くため実質4翻になります。あと1歩で大三元という形です。

1種類の数牌だけで手を完成させると成立します。門前6翻、鳴いても5翻の最高クラスの通常役で、これだけで跳満が見えます。
非常に難しい条件ですが覚えておけば一発大逆転もありえる役
親が配牌の時点でアガリ形が完成している役満です。何もせずにアガる、麻雀で最も珍しい役のひとつです。
子が、誰の鳴きも入らない最初のツモでアガると成立する役満です。

白・發・中の3種類すべてを刻子(槓子含む)で揃える役満です。残りの面子や待ちの形に制限はありません。

東・南・西・北の4種類すべてを刻子(槓子含む)で揃える役満です。小四喜より難しいため、ダブル役満とするルールもあります。

東・南・西・北のうち3種類を刻子、残り1種類を雀頭にする役満です。

暗刻を4組揃える役満です。シャンポン待ちでロンすると4つめが明刻扱いになり三暗刻止まりなので、ツモるか単騎待ちが必要です。単騎待ちでのアガリ(四暗刻単騎)をダブル役満とするルールもあります。

手牌のすべてを1と9の数牌の刻子(槓子含む)だけで揃える役満です。字牌も使えない、混老頭の上位役です。

ひとりでカンを4回すると成立する役満です。4つカンをすると手牌は雀頭待ちの単騎になります。

手牌のすべてを字牌だけで揃える役満です。

索子の2・3・4・6・8と「發」——緑色の牌だけで手を作る役満です。「オールグリーン」とも呼ばれます。發が無くても認めるルールが一般的です。

1・9・字牌の13種類を1枚ずつ集め、そのうちどれか1種を2枚にする役満です。13種すべてが待ちになる「十三面待ち」の形は、ダブル役満とするルールもあります。

1種類の数牌で「1112345678999」+どれか1枚を揃える門前限定の役満です。純正形(1112345678999でテンパイ)は1〜9のどれでもアガれる九面待ちで、ダブル役満とするルールもあります。
特別なルールでのみ採用されている役

同じ順子を3組作ると成立するローカル役です(例:234索×3)。一般に門前2翻・鳴き1翻で扱われますが、採用の有無は取り決めによります。

同じ順子を4組(同じ牌を4枚ずつ)作るローカル役です。一般に役満として扱われます。

同じ色の連続した数字の刻子を3組(例:2・3・4索の刻子)作るローカル役です。一般に2翻で扱われます。

同じ色の連続した数字の刻子を4組作るローカル役です。一般に役満として扱われます。
筒子の2〜8だけで七対子(2233445566778 8)を作るローカル役満です。
子が、自分の最初のツモの前に他家の捨て牌でロンするローカル役です。満貫から役満まで、扱いは取り決めによって大きく異なります。
配牌(子は第一ツモ時)に、刻子・順子・搭子(連続やスジの2枚)が一切なく、対子がひとつだけある形で成立するローカル役満です。
局の最初から流局まで、1・9・字牌だけを捨て続けると成立します。途中で自分の捨て牌が鳴かれると不成立。アガリではなく流局時に満貫分の点数を受け取る特殊役で、役満扱いにするルールもあります。
ロンアガリの点数(30符の場合)。符が増えると点数も上がります。5翻以上は符に関係なく固定です。
| 翻数 | 名称 | 子のアガリ | 親のアガリ |
|---|---|---|---|
| 1翻 | ― | 1,000点 | 1,500点 |
| 2翻 | ― | 2,000点 | 2,900点 |
| 3翻 | ― | 3,900点 | 5,800点 |
| 4翻 | ― | 7,700点 | 11,600点 |
| 5翻 | 満貫 | 8,000点 | 12,000点 |
| 6〜7翻 | 跳満 | 12,000点 | 18,000点 |
| 8〜10翻 | 倍満 | 16,000点 | 24,000点 |
| 11〜12翻 | 三倍満 | 24,000点 | 36,000点 |
| 13翻以上 | 役満 | 32,000点 | 48,000点 |
※4翻30符・3翻60符を満貫に切り上げるルールも広く採用されています。ツモアガリは同じ合計点を他家で分担します。