麻雀のルールは一枚岩ではありません。チップの有無、北の扱い、赤牌の枚数――店や仲間内ごとに細部が違うのが当たり前です。この辞典は、初めての店・初めての卓で戸惑わないための「ルール差分」ガイド。気になる項目だけ拾い読みしてください。

一発・裏ドラ・赤・役満などに対して、点数とは別に支払われるボーナス。フリー雀荘では枚数ルールが明示されています。チップの有無で押し引きの損得が変わるため、リーチの価値が上がるのが特徴です。
各色の5に入る赤い牌。持っているだけでドラ1。各色1枚(計3枚)が標準的ですが、サンマでは増量されることも。赤の枚数はインフレ度を決める最重要パラメータです。

配牌時に山が割れた位置のプレイヤーの支払い・収入が2倍になるルール。テレビ対局発祥で、一撃の重さが跳ね上がります。
三人麻雀で北を手牌から抜いて晒し、1枚ドラ1として扱うルール。役牌扱い・通常扱いの店もあります。詳しくは三人麻雀のルールへ。
春夏秋冬・梅蘭菊竹などが描かれた牌。引いたら晒して補充し、ドラ1(またはボーナス)になります。関西サンマ文化と縁が深く、中国麻雀では標準装備。あり・なしは店によります。

鳴いたタンヤオを認めるかどうか。認める「アリ」ルールが現在の主流(アリアリ)。ナシの卓は鳴きの価値が大きく下がり、門前主体の渋い麻雀になります。
役が最初から確定している場合しかアガれない厳格ルール(後付け・バックを認めない方式)。食い断の有無とセットで呼ぶときは「アリアリ」(食い断あり+後付けあり)に対して「ナシナシ」(食い断なし+後付けなし)と言いますが、完先の有無だけを指すときは「後付けあり/なし」と呼ぶほうが誤解がありません。年配の卓や一部地域で今も現役です。
オーラスでトップの親がアガリ(またはテンパイ)で試合を終了できる権利。採用の有無で最終盤の戦略が変わります。