まず注意事項から。土田プロいわく、この話は口外禁止です。「皆さんがこれを口にされますと、周囲から袋だたきに遭うという悲惨なことになりかねませんので、心のうちにしまっておいてください」——ご自身の誕生日に、プレゼントとして公開された、全国津々浦々どこの誰も知らない話。土田浩翔といえばチートイツ、そのチートイツの核心——スジトイツのクラス分けです。
前提:スジトイツとは
チートイツを目指すとき、土田プロが「口うるさく」言い続けているのがスジトイツを残せ。対子で持っている数字の、スジ(±3)の牌は重なりやすい——1対子なら4、2対子なら5、4対子なら1か7、5対子なら2か8……という関係です。ここまでは、広く世に知られたスジトイツの話。
今回の核心はその先です。同じスジトイツでも、引き付け合う力がまるで違う。リャンメンにA・B・Cがあるように、スジトイツにもA・B・C・Dのランクがある——。
Aランク——「来やすい」じゃない、「来ます」
赤で二重丸が付くのは、たった2つ。4が対子のときの1。6が対子のときの9。この2つは飛び抜けて重なりやすいので、切ってはいけません。土田プロの言い方を借りれば——Aランクは「来やすい」とかじゃないです。来ますから。
「じゃあ逆(1対子の4、9対子の6)も同じでは?」と思いますよね。違うんです。それが違うんです。何が違うんだって? それが違うんです(ご本人談)。向きが変わると、力が変わる——ここがこの理論の一番の妙です。
Bランク——258はぜんぶB、と覚える
次点は2・5・8の近いスジ同士。2対子の5、5対子の2と8、8対子の5——これが全部Bランクです。注意点はひとつだけで、2対子の8、8対子の2のような遠いスジはスジトイツになりません。近いスジだけ。5は両側どちらにも近いので、2と8の両方がスジトイツになります。
AとBは「本当に信じてください。持っていて損はありません」。ちなみに5を残す理由は「赤が重なったらおいしいから」ではありませんよ、と釘も刺さります。2や8が対子だから5を持つ——理屈はあくまでスジトイツです。
DランクとCランク——3・7は重ならない
一方、最下位のDランクは、4対子の7と、6対子の3。スジトイツではあるのに、引力がまるで弱い。同じ4対子でも、1はAで7はD——3と7という牌は、そもそも重なりにくい性質なのです。1枚のまま終わることが多い。
残りの、向きが逆のもの——1対子の4、9対子の6、3対子の6、7対子の4——はCランク。4や6は「やさしい数字」で、強引な引力を発揮しないから、というのが土田プロの説明です。9索が対子だからと6索に期待しすぎず、字牌が来たらそちらと交換したほうがいい、というレベル感。
なぜこうなるのか。1から9の数字それぞれにパワーがあり、チートイツではそのパワーが引力になるから——「非常に非科学的な話を今してますから、証明しろと言われても、証明しませんからね」。長年培ったチートイツのシステムの中で断言できる、そしてハッピーバースデーに免じて鵜呑みにしてほしい、とのことです。鵜呑み!
ただし書き——場況が味方したらワンランクUP
麻雀には必ず「ただし」が付きます。場況が味方してくれているとき、クラスはワンランク上がる。筒子がよく出ている場況なら、9筒対子の6筒はC→Bへ。萬子が高いと読めたら、一萬対子の四萬もC→Bへ。
ではAランクが場況に恵まれたら? Sランクに上がります。ただし書きはちゃんと読んでおかないと損しますからね、というわけです。
まとめ:これだけ鵜呑みにすれば、チートイツはワンランク上がる
- Aランク … 4対子の1、6対子の9。切るな。来ます
- Bランク … 258はぜんぶB。近いスジだけ(2の8、8の2は対象外)
- Cランク … 向きが逆のスジ(1対子の4、9対子の6など)。期待しすぎない
- Dランク … 4対子の7、6対子の3。3・7は重ならない
- 場況の味方 … 恵まれたらワンランクUP。AはSへ
同じスジトイツでも、力が違う。これを知っているだけでチートイツは格段に上手になる——浩翔より愛をこめて。あ、口外は禁止ですよ。

